詳細紹介

イノシシの生態

イノシシについて
イノシシの食性と能力
イノシシの食性は雑食性であり、ヤマイモ、ハギなどの根やタケノコ、ドングリなどの木の実、昆虫、ミミズ、ヘビ、イモ類などを食べます。人間の食べるものならほとんどの食べるとされます。
非常に嗅覚が発達しているため、地中の食物を強靭な鼻、キバ、歯を使って掘り起こします。この掘り起こした跡がラッセル痕で、イノシシの生息域で見つけることができます。
(ミミズ・昆虫を求めて道路沿いの地中を十m以上に渡って掘り起こされていることもあります。)
石の下にある食物があれば、その石を鼻で押しのけることもできる力があり、走るスピードも非常に早く人間の走力では絶対にかないません。
跳躍力も1m以上あり、臭覚のみでなく、聴覚も優れています。それらに比べ、視力はそれほど発達していません。

イノシシのオスとメスの行動の違い
成熟したオスは単独行動。
メスは子供を含む数頭で集団行動をします。

イノシシの生息域
生息域は平地から低標高の山地に住みます。雪にはあまり強くないために一般的には雪深い地域にはあまり生息していないと考えられています。

12月頃より交尾期に入り、2~3カ月程度。交尾期のオスはメスを追って山の中を歩き回ることと、皮下の脂肪をヨロイのように硬質化させます。これはメスを取り合うためにオス同士の戦いのための正しくヨロイの役目を果たします。
この時のオスを食した場合、(個体差がありますが)脂肪が非常に少なく、肉からは独特の風味・ニオイがする場合があります。筆者の感想では(ケミカルな味とニオイ)がしました。ただ、オスの皮下がヨロイ状になっているからすべてこのような風味があるのかといえばそうではありません。

イノシシのラッセル痕
イノシシのラッセル痕

イノシシの牙

以下の写真はイノシシの牙(外側の面)です。真ん中より先端側にある茶色い汚れが付着している部分がイノシシの歯ぐきから露出した部分でその下側は下顎の中に埋まっています。
イノシシのイメージは鼻と牙を使ってまっすぐに突進してくるイメージですが、不意にイノシシと近接遭遇した場合には、突進のみでなく噛みついてきますのでこの牙を見ればそれがどれだけ危険かは想像に難しくありません。
イノシシの牙

同じくイノシシの牙(内側の面)。イノシシの牙は実は円すい状ではありません。内側から見るとかみ合わせによって非常に研ぎ澄まされていることがわかります。
実際に手で触るとわかりますが、先端は鋭く、先端部分の側面はナイフのようにエッジが立っています。
イノシシの牙2

イノシシのヌタ場とヌタうち

イノシシの習性で「ヌタをうつ」というものがあります。いわゆる泥浴びで、ダニなどの寄生虫を落とす目的と体温調整のためともいわれています。
このヌタうちを行う場所が「ヌタ場」です。水気の多い地面や湿地帯を少し掘ったような状態で少し水が溜まっており、イノシシが泥を体につけるために寝転んだり、体をこすりつけたりします。イノシシの生息域では、ある程度決まった場所にヌタ場があり、山道を歩いていると、道の真ん中にヌタ場があったりします。

イノシシのヌタ場1
イノシシのヌタ場

イノシシのヌタ場2
イノシシのヌタ場2

なお、現在、シカ・イノシシ等の食害は非常に深刻な問題となっています。これをコントロールするために行うのが有害鳥獣駆除です。

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