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ニホンジカの生態

ニホンジカ

ニホンジカの急激な増加による影響

日本国内でのニホンジカ(北海道に生息するエゾシカ・屋久島に生息するヤクシカ等はニホンジカの亜種)の生息数は拡大しており、すでにコントロールしようのないレベルまで来ています。
当然、一定のエリアにシカの生息が過剰になった場合には、新たな生息域を開拓していく必要に迫られます。当然ニホンジカも、人間とまったく同じく生存するという本能に従って行動します。
その代表例が人間の生活圏に下りて来て農作物や樹木等の植物を食い荒らす食害があります。
人間が知恵を絞って捕獲・駆除しようにも、相手はやはりカンの鋭い野生動物なので現在、鳥獣害動物の生息域に隣接する農業耕作地では対応が追い付かず、農業が廃業にまで追い込まれてしまう深刻な事態となっています。鳥獣害と駆除についてはこちら

ニホンジカの生態

シカの角について
シカのオスには角があり、体はメスよりも大きい。メスに角はない。
この角は毎年付け根から脱落し、再び春から夏にかけての3~4カ月の間に角が急速に伸びていく。伸びている最中の角は非常に柔らかく、角内部には血液がかよっています。角の外側に皮膚があり、微毛が生えている。この状態を「袋角」といい、この後にむき出しの骨状の枝分かれした枝角となります。
秋の交尾期には角を骨として立派に成長させ、メスにアピールするために角を木にこすりつけて先端と白く、鋭くする角研ぎを行います。
シカのコミュニティー
シカは一夫多妻制なので角が大きく、体の立派な雄ジカは自分の縄張りを持ってハーレムを構築することがあります。
寒い冬では積雪が少なく、日の当たりやすい南側の射面に寝屋(寝床)をつくります。夏であれば日陰の涼しい山域へと移動します。
シカの食性
食性は草食性で、草木た低木の葉、木の実(ブナやカシなどの実)を食べます。また、食料の乏しい冬季には樹皮を食べます。そのとき、樹皮を一周食べられてしまった樹木は枯れてしまうため、森林に非常に大きな影響をもたらします。
過剰なシカの生息域の山林はシカがくまなく植物を食べてしまうため、非常に見晴らしかよく、シカの食害のない山林に比べるとその差ははっきりとわかります。

ニホンジカの行動

イヌを使った巻き狩りなどで追われたシカは比較的見通しの良い山の稜線を駆け上がっていきます。山頂付近をぐるぐると回って逃げますが、最終的には川辺に向かって山を下っていく場合があります。そして、首だけを出した状態でシカは全身を川につけます。シカは熱くなりすぎた体を冷やしていると考えられます。

ニホンジカ獣道写真のため分かりづらいですが、下草の生えていない部分がシカの通り道(獣道)となります。
ニホンジカの生息域ではこのような獣道を林道脇の斜面を注意深く見ていただくとすぐに発見することができます。
また、その通り道にも下りに使うものと上りに使うものとがあります。
熟練者であれば、それが昨晩に使ったものか?オスかメスか?大きさ・重量などを判別することができます。

シカのトラッキング獣道から道路を横切る時に、その痕跡が見て取れることがあります。写真はシカの足跡になります。これも山道を注意深く見ていくことで発見することができます。

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